オーガニックアドバイザーが紹介する、6ヶ月からのスーパーフードレシピ!
日本で一般的にはじめてあたえる離乳食は「十倍がゆ」からだと思います。しかし世界へ目を向けてみると「お米」から離乳食をスタートする国は日本を含めごく一部です。
イギリス、アメリカの欧米では、赤ちゃんに必要な「栄養素」を重視し、野菜や果物からスタートします。
わが家の息子は、生後6カ月に「アボカド」や「ビーツ」などのスーパーフードから離乳食をスタートさせました。
また、離乳食の野菜や果物は、有機JASマークのついた食材ををおすすめします。なぜオーガニックが良いのかは、こちらの記事も合わせてお読みください。
1,ビーツピュレ
ビーツピュレ
栄養 : ビーツは栄養が豊富なスーパーフードとして有名です。栄養価が高く「飲む輸血」と言われるほど。カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、葉酸、食物繊維などが含まれ、皮膚を強くし免疫力を維持する効果もあります。また、ビーツに含まれているのは主に不溶性食物繊維で、不溶性食物繊維は、便の量を増やして腸を刺激することで便通を促し、便秘を解消する効果があるため、離乳食をはじめて便秘になりがちな赤ちゃんには最適な野菜です。
Ingredients
- 1 個 ビーツ
Instructions
- 100mlのお水を鍋に入れ沸騰させる
- ビーツを5mm角に切る *ビーツの色が手に付くので、切る際はゴム手袋を使うことをおすすめします。
- 20分〜30分ほど柔らかくなるまでゆでる
- ゆでたビーツと、ゆで汁をブレンダーに入れ、なめらかな舌感触になるまで混ぜる。この時、粉ミルクもしくは母乳20mlも混ぜてもok!
- ※ 30mlごとに小分けし、BPAフリーもしくはガラス容器に移し、冷蔵庫で保存は3日以内、冷凍で3カ月以内保存が可能です。
2,レンズ豆ピュレ
レンズ豆ピュレ
栄養: レンズ豆は、欧米ではカレーやスープ、煮込み料理など、さまざまな料理に使用されています。食物繊維、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、カリウム、タンパク質、レクチンと栄養価が高く、豆類の中でも特に脂質が少なく、炭水化物とタンパク質のバランスがよい食材です。レンズ豆は腹持ちもよく、離乳食後期のトマト煮込み、カレー、ポトフに入れ応用できる便利で栄養満点の食材です。
Ingredients
- 200 g レンズ豆
Instructions
- レンズ豆をボールに入れ、水を3cm上に入れ一晩つけておく。(時間がなければ、3時間でもOk)
- つけ置きの水を捨てる
- 鍋にレンズ豆を移し、1cm上につかるまで水を入れる
- 30分〜60分ほど柔らかくなるまでゆでる
- レンズ豆、粉ミルク・母乳もしくは水20mlをブレンダーに入れ、なめらかな舌感触になるまで混ぜる。
- ※ 30mlごとに小分けし、BPAフリーもしくはガラス容器に移し、冷蔵庫で保存は3日以内、冷凍で3カ月以内保存が可能です。
3,キヌアおかゆ
キヌアおかゆ
栄養 :国際的スーパーフード「キヌア」キヌアは離乳食に最適な食材の一つで、欧米では白米よりもキヌアを赤ちゃんに与える機会が多い主食の食材です。キヌアは雑穀に分類され、たんぱく質・ミネラル・脂質・食物繊維が特に豊富、その他に鉄、亜鉛、カルシウム、ビタミンなどの栄養素が含まれています。鉄分が不足していく、生後6カ月以降の赤ちゃんにはベストな食材です。注意点 : 雑穀や玄米には、発芽毒と呼ばれるアブシジン酸が含まれていておなかが緩くなる場合がありますが、長時間水に浸すことでこの働きをなくすことが可能です。そのためキヌアを洗った後、10時間以上水に浸すことをおすすめします。浸しておいた水は捨ててください。キヌアには、食物繊維が白米の約10倍含まれています。ただ食べ過ぎるとおなかが緩くなる場合があるため、与えすぎには注意してください。
Ingredients
- 200 g ドライキヌア
Instructions
- キヌアはボウルに入れてよくすすぎます。水を捨てる時に普通のザルを使うと流れてしまうので、目の細かいザルを使ってください。
- キヌアをボールに入れ、3倍の量の水で10時間以上漬けておく
- 漬けた水を捨てる
- 鍋にキヌアと3倍量の水を入れ、火にかけて沸騰させる。
- フタをして弱火にし、20分間ほど加熱する
- 鍋の中を確認し、水がなくなり、キヌアが半透明になっていれば火を止め、5分以上蒸らす
- ブレンダーに粉ミルク・母乳もしくは水20mlをブレンダーに入れ、なめらかな舌感触になるまで混ぜる。
- ※ 30mlごとに小分けし、BPAフリーもしくはガラス容器に移し、冷蔵庫で保存は3日以内、冷凍で3カ月以内保存が可能です。
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まとめ
今回ご紹介したスーパーフードの食材は、全て抗原性が弱くアレルギーを引き起こす可能性が低い食材です。
日本ではあまりなじみのない食材ですが、栄養価はとても高く欧米では離乳食によく使われる食材です。
離乳食を作る際に親御さんの食事にも取り入れ家族みんなで健康な食事を目指しいてみてはいかがでしょうか?