エリック・カールの描く絵本の世界観をテーマとした、国内初のインドアプレイグラウンド施設がオープンしました。今回は、ありがたいことにプレオープンに行かせていただきました。
エリック・カールのアートや言葉があしらわれた9つゾーンを行き来しながら、遊びの中から学びを得ることがでる遊び場です。
二子玉川ライズ・ショッピングセンターフロント 8 Fにあり、二子玉川駅の改札を出て駅直結なので、雨の日でも濡れる心配はありません。エレベーターを上がってすぐ左側に窓が見え、迷わず受付を見つけることができました。
▲受付
▲絵本の世界から飛び出てきた動物たちがお出迎え
ベビーカー置き場も広々。土日はいっぱいになる可能性もあるかもしれませんが完全予約制で、人数制限をしているので、そこまで心配は要らないかと思います。
エントランスから、エリック・カールの世界が広がっており、靴を脱いでいざ中へ。可愛い蜂の巣をイメージした下駄箱とロッカーがあります。無料、且つ鍵ではなく暗証番号のロッカーという所が子連れに優しいと感じました。
8つのプレイゾーンがあり、それぞれのゾーンをご紹介します。
▲マップはオフィシャルサイトより
Mechanics in Motion 見さわって不思議なからくり
オートマタ作家の原田和明さんが作ったエリック・カールの物語を触って遊ぶからくり人形やゲームは、大人も魅了されるほど、繊細な工夫がされており木の温もりから、優しさと温かさも感じられました。
▲1つ1つ細い細工がしてあり、360度どの角度から見ても楽しい
▲食べものの前にボールが通ると、食べものが動く仕組み
はらぺこあおむしが歩いて、歩いて、大きくなって、黒い台の上に落ちたら負荷がかかり上にあるちょうちょが羽を広げる仕組み。絵本を体験できるような素敵なからくりでした。
▲大きな虫眼鏡のようで、大きく見えるあおむしを不思議そうに覗いてました。
▲あおむしが落ちてきてキャッチ!同時に上にある蝶々が羽ばたきます。
奥には絵本もずらり、上に並べてある絵本はディスプレイで読む為の絵本ではないそうです。息子が「はらぺこあおむしが読みたい」とディプレイの絵本を指差して言うと、スタッフのおねいさんが別の場所から持って来てくれました。ここのPARKは、スタッフの方々も皆さん本当に優しかったです。
▲木の温もりに包まれた心地よい空間
絵本の「ゆっくりがいっぱい」のなまけものがボールになっており、絵本に登場する動物たちがマグネッット」に。斜めの台が2つ並んでいて、なまけものボールの通り道を作り競争! ストップウォッチも置いてあったので、タイムを競うことができます。
▲なまけもののボールが可愛く癒し
「パパお月さまとって」のパパがお月さままで「ビー玉」を落とさずに上に辿り着けるか挑戦するゲーム。余談ですが、これを見てアメリカの「Survivor」というTVショーに出で来るゲームを思い出しました。個人的にはこれが1番挑戦したかったですが、まだ3歳になったばかりの息子が近くで待っていてくれるはずもなく今回は断念しました。
▲大人でも少し難しいはず
▲「巨人にきをつけろ」の巨人が本当にのぞいているようなビー玉ゲームです。
Reaxing Zone ひとやすみスペース
ビート板を再利用した、柔らかいカラフルなイスに座り絵本を読むことができます。その目の前にはDrink Bar サービスがありました。ジュース・コーヒーなどのフリードリンクサービスで、親子でほっと休憩付けるエリアです。コーヒーが飲めるなんて、室内遊び場では、ほとんど聞いた事がありません。大人のことも考えてくれる施設は本当に嬉しいですよね。因みに、初めての入場でタンブラーを頂けて、2回目以降に持参すると入場料金が2000円の入場料できます。(初回は2500円)
▲絵本をたくさん並べても広々
▲ドリンクバー
Baby Zone ベビーエリア
赤ちゃんたちが安心して遊べるゾーン、2歳未満限定のお部屋です。授乳室・おむつ台・ウォーターサーバーを完備。ちゃんとゲートが閉じられるようになっているので、安心して遊ばせることができます。
▲息子は3歳だったので、私も含め中にははいりませんでした。
▲ 鏡や赤ちゃんの楽しめる仕掛けがたくさんあることが、外からでも分かりました。
Explore the Moon お月さま
「パパ お月さまとって!」に登場するお月さまが再現されており、よく見ると、黄色い梯子は絵本のとおり長く床に伸びていました。お月さまの中はキラキラ夜空の秘密基地のようでした。
▲入り口 その 1
▲入り口その 2はハシゴから
▲中はディスコのようにミラーボールがありました。
Play Zone アスレッチク
スウェーデンHAGS社製のアスレチックは、子どもたちがずっと居ても飽きない、HAGS社ならではの登って・降りてのポイントが本当にたくさんありました。
▲テントのような形をした、ブランコはすごく楽しかったようでした。
▲ボルタリング
▲ネットを上がり滑り台へ
▲勢いのある滑り台
Discovery Zone ディスカバリーゾーン
虫や動物に出会い、触れて発見する場所。絵本にでてくる動物たちに触れられ、まるで絵本の中に入り込んだ気分になりました。虫の標本も置いてあり、以前別のエリック・カール展を訪れた際、ご本人が動画で「父と毎週末、自然の中を歩いて虫がいたら止まって観察していた」とお話していましたが、エリック・カールさんの自然の中の体験が表れているなと感じました。
▲隣のアトリエゾーンが見えるステンドグラス
▲「Head to Toe 」のごりらが
▲たこの足が一部やわらかい素材で取り外しできます。
▲壁には昆虫の展示
Amazing Garden みどりのめいろ
入り口から繋がっている3つのドアから、1つ選んで迷路の中に入ることができます。アスレチックゾーンからも入ることができ、アスレッチクの上からは迷路を一望できます。また上を見上げてみるとミラーになっているので、上から誰がどこにいるか確認できますが、当たり前ですが反対なので、子どもたちにはちょっとトリックな仕掛けになっています。
▲小学校高学年では、迷路の壁より大きくなっている子もいるかな。
▲迷路の中には絵本の動物たちが隠れていました。
▲この扉を開けると迷路があり、玄関と繋がっています。
Picture Creations アトリエ
コラージュを得意としたエリック・カールの色紙作りに挑戦したり、虫の標本箱作りなどの、さまざまな種類のワークショップが開かれ自由にイマジネーションを膨らませたアート作りが楽しめます。
▲エリック・カールのアトリエをイメージした作り
▲ディスカバリーゾーンのステンドグラスの反対側です。
3歳児は、アートよりも遊び場の方が楽しかったようで、この日はアートは作りませんでした。広くて1日居ても飽きないPLAY! PARK ERIC CARLE 。また次回、アートに触れる機械が作れればと思いました。
いろんなエリアを行ったり来たり、興味があるところに留まってずっと集中す時間もあれば、アスレッチクで全力で遊ぶ時間もある。 全てが刺激的で、息子もとても楽しんでいました。大人の私もエリック・カールの世界に入りこみ魅了されました。
また駅直結で、ビルの中には、ランチできるお店がたくさんあり、ファッションブランドもあるので遊んだあとも家族で楽しめるエリアというのも魅力的です。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
施設インフォメーション
Place | PLAY! PARK ERIC CARLE | |
Web | 公式サイト | |
Address | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川 2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント 8F Google Map | |
TEL | TEL 03-6431-0093 | |
Station | 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」直結 | |
Open | 原則無休。二子玉川ライズ・ショッピングセンター休館日
開館時間 <第1部> 10:30ー12:30
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