干し芋はいつから与えられる?
目安は奥歯が生えそろいだす、生後12カ月ごろがおすすめです。
離乳食のタイミングとしては、完了期(パクパク期)1日3回食の時期です。最初は食べやすく、小さくカットし与え、喉に詰まらせないようによく観察してくださいね。
こどものおやつに良い3つの理由
1.【栄養価が高い】
さつまいもの食物繊維を一番手軽にとれる、おすすめの食べ方は干し芋です。
たくさんのビタミンやミネラルが含まれている干し芋ですが、注目すべきは、ビタミンE(1.3mg)・カリウム(980mg)・鉄(2.1mg)・マグネシウム(45mg)の含有量が豊富なことです。(100gあたり) また、干し芋は成分が凝縮されるので、同じ100gでも栄養分が高くなる傾向にあります。
皮をむいて蒸した状態だと、干し芋にすると100gあたりに含まれる食物繊維の量が5.9gと、なんとおよそ2倍になります。
【 食物繊維 】
さつまいもの豊富な食物繊維は、切り口からでる白い液体ヤラピンには、便通をよくしてくれる働きがあります。
【 ビタミンE 】
ビタミンEは強い抗酸化作用を持つビタミンのひとつで、さまざまな害を与える活性酸素から体を守る効果があります。
【 カリウム 】
芋類はカリウム多く含んでいることが多く、カリウムは、筋肉の収縮にをサポートする役割があり筋肉を正常に保つ効果ががります。
【 鉄 】
鉄は、必須ミネラルのひとつで赤血球を構成する成分となり、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ役割をしています。
【 マグネシウム 】
マグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨や歯の発育の強化に重要な役割をはたしています。
2.【砂糖ではなく自然の果糖】
サツマイモの甘味成分は ショ糖、ブドウ糖、果糖および麦芽糖です。生芋には麦芽糖が含まれていませんが、サツマイモは加熱することにより、2倍以上に麦芽糖が増えて甘みを感じます。この果糖の成分は、血糖値が上がりにくい低GIとされており、通常の砂糖入り菓子を摂取したことにより起こる「シュガーハイ」になることはありません。
3 【干し芋の硬さがアゴの発達によい】
干し芋の適度な硬さがアゴによく、よく噛むことによりアゴの骨が強く丈夫になります。また、アゴの骨が強くなると、歯並びが悪くなる事を防ぎ、さらにだ液中の酵素の働きで食べ物を消化吸収しやすくする効果が得られます。
オーガニックの干し芋が安全
干し芋だけでなく、全ての野菜や果物を選ぶさい、オーガニック(有機) の食材を選ぶことをおすすめします。乳幼児は、免疫システムと新陳代謝機能がまだ発達していないため、化学物質の影響を受けやすく農薬を使用した野菜を食べると大人よりも多くの残留化学物質に体がさらされてしまいます。
結果、健康にもたらす影響が大きく、将来の健康リスクが高くなります。なぜオーガニックがよいかについては、こちらの記事も合わせてお読みください。
わが家のおすすめの有機干し芋は「干し芋照沼」さんです。