7月に5歳を迎え、今回も5歳と1ヶ月で検診を受けました。
息子は、3歳児検診で視力検査に一度、病院へ行くように言われた過去がありました。その時の記録を綴った記事はこちらから。
5歳児健診の検診前
3歳児検診の結果がよくない経験がありましたので、受診の案内が届いてすぐに、視力検査を行いました。
片目を隠すおめんをつけ、今回は一般的な大人と同じ「ランドルト検査」Cマークの検査キッドでした。5歳児なので、検査の内容はすぐに理解でき、片目を隠さずに検査をすると問題なく、全て答えられました。
しかし、片目を隠すと、一瞬では答えられずに「うーんと」と考えて答えたり、当てられなかったり。
「考えるものではないんだよ。」と伝えて、瞬時に答えられるときもあれば、悩んで「こっちかな?」という回答をする時もありました。
検診当日まで、毎朝1回テストを、1週間ほど視力検査を行いました。
記憶しないよう「C」の向きを何度も変えて検査すると、だいたい答えることができたので「おそらく大丈夫だろう」という気持ちで検診へ行きました。
5歳児健診当日
保健指導や集団行動の観察が終わり、いよいよ視力検診へ。今回は、小児科医の内科検診と同時に、視力検診を行いました。
そして家では大丈夫だったのに、今回もほぼ答えられず、、、お願いし2回チェックしてもらいましたが、答えられないのは変わらずでした。
小児科医なので、ここでは判断できないと言われ、眼科の受診をすすめられました。またしても再検査の為、紹介状を受け取り、もしかして視力本当に悪いのかも?と不安でした。
息子に「分からなかったの?見えなかたの?」と聞くと、「見えなかった」と答えたため、この時、やはり視力に問題があるのでは?と思いはじめました。
夫も私も子どものころから、視力は良く、夫は現在でも1.0以上の視力があります。そのためわが子が「視力」がよくない、ことなど想像もしていませんでした。ショックが大きく夫婦ともにこの日はとても落ち込みました。
眼科を受診
1日でも早く「モヤモヤ」を解消したかったので、紹介された眼科へを受診しました。
はじめに、レンズを覗き気球を見る検査からです。これは「乱視」かどうかチェックする検査。
つぎにランドルト検査(Cの向きを答える)、ペンで焦点と目の動きの検査、最後にサングラスかけ、3Dで絵が浮き上がる箇所を当てる検査をしました。最初の検査で、目の筋肉が固く、見える距離の調整がうまくできていなので正確な判断ができないと言われました。
そのため目の筋肉が固くほぐすための「アトロピン」という目薬を2回、10分感覚でさし、45分後再び検査することになりました。
目薬はとても嫌がり、看護師さんに押さえつけてなんとか、させました。
この目薬は、さしたあと、明るい場所でも瞳孔が開いたままになってしまい、外へ出たときはとてもまぶしがり、それは数日続きました。
目薬後の診断
45分後に再検査で再び院内へ、さきほど述べてた検査を再度受けましたが、検査後の診察で「弱視・遠視性乱視」と診断されました。
ショックで、心の準備ができていないのに、先生は「これは病気ですので」「メガネは薬と同じで今後はお風呂と寝る時以外つけてください」と言われ、一言も親の心情に寄り添った言葉はなく業務的な言葉を突きつけられました。
しばらく説明を聞き、私が「男の子なので、戦いごっこなど激しく動くときは危ないのではずした方がいいですか?」と聞いても「常につけるご理解いただないと困ります」と、これには、プチンときて反論してしまいました。
先生が業務的すぎて半分呆れ果て、話の途中から別の病院を受診しようと心に決めました。
セカンドオピニオンを求め別の病院へ
いろいろな眼科を調べに調べ、よさそうな眼科を見つけたのですぐに予約を入れました。
この時の受診は、夫も一緒に行きました。他院と同様の気球を見る検査からはじまり、すぐに看護師さんに「ご家族の中に視力が悪いかたいらっしゃいます?」と言われました。
「いないんです。やはり視力悪いですか?」と答えると「少し乱視があるかな?これから詳しく検査しますね」と、最初に行った眼科と同じような検査をしましたが、違ったのは、目の形のチェックと、目の中の写真も撮って精密に検査してくれたことです。
検査を終え、診察でやはり「弱視・遠視性乱視」と診断されました。
こちらの先生は最初に「塗り絵ですごくはみ出して塗ってしまったりしますか?普段目を細めてみたりしますか?」と普段の生活から視力の判断する質問をしてくれました。
そしてやはりメガネが必要になること。
また、目の形が生まれつき、ラグビーボールの形のようで、メガネかコンタクトは将来も必要になる可能性が高いと。丁寧に説明してくださいました。
まとめ
3歳児検診で、視力検査にひっかかったのであれば、念の為眼科を受診すればよかった。と後悔しました。
眼科を受診し、正常な視力と分かれば心の「安心」になりますし、視力に問題があったとしても、早いうちに分かれば早めに治療できるので、将来、視力が回復する可能性が高くなります。
ひとつだけ、5歳児でメガネをかけるようになったことのメリット、メガネをかけることを理解してくれること。
男の子は激しく動くし、3歳児は、当たり前ですが5歳より言葉や物事を理解していないため、メガネをかけることを理解してもらうために、親の私たちも大変だったのでは?と3歳の息子を思い出して、思うことがあります。
5歳でも、まだ治療ができる年齢なので今は前向きに治療を頑張っています。
眼科と子ども用メガネの選び方
眼科の決め方は、大きな病院より最新技術が整っている開業医、クリニックをおすすめします。大学病院は今回のように業務的で、患者への思いやりが少ないように感じます。
一方、開業医のクリニックは、ある程度サービスもよくないと、評判が悪くなりますから、丁寧に対応してくれるところが多いです。(あくまで個人の意見ですが)
医師の経歴、アイドックもできるくらいの最新技術があるクリニックがあればベストです。
メガネショップは子どものメガネフレームの種類が豊富な 「オグラ眼鏡店/こどもメガネアンファン 銀座三越店」で購入しました。保証、店員さんのサービス、予約をオンラインで取れるなど、購入してから、フレーム2回修理、レンズも1回修理してますが、、、とても丁寧に対応してくれます。
また、今後も引き続き、矯正メガネライフの記事を綴っていきますね。