オーガニックアドバイザーがおすすめ、育児にも欠かせない『ココナッツオイル』の使い方。
体に取り入れるとメリットばかりのココナッツオイルは赤ちゃんのマッサージ、お口のケア、夜泣きへの効果があり、あまり知られていませんが、育児にとても役立つアイテムです。その効果と摂取方法をご紹介します。
ココナッツオイルマッサージ
ココナッツの育成地域であるサモアでは、赤ちゃんが生まれたその日から、ココナッツオイルで全身をマッサージします。
ココナッツオイルが肌から吸水され、筋肉や骨が丈夫になる効果がえられます。また皮膚の表面をうるおし、保湿力も高いため、赤ちゃんのボディクリームとして最適です。
マッサージ方法
入浴後、少量のココナッツオイルを手にとり、赤ちゃんの顔からゆっくり体全体になじませマッサージします。
特におなか周りをゆっくりマッサージすることによって便秘解消効果も得られます。
またおむつかぶれが、ある場合は入浴後しっかり乾かした肌に(可能なら外気と日光に当て乾かすことが望ましいです)おむつをつける前にココナッツオイルを薄く塗ってください。
一般的に売られてる、オーガニックボディクリームは、オーガニックとはいえ、成分表示を見るといろいろな成分を混合し作られています。
そのため、生まれたての赤ちゃんの肌には、人工的成分が混ざっていない、天然成分100%のオーガニックココナッツオイルをボディクリームとして使用することをおすすめします。
乳児のお口ケア
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)には、母乳に含まれている抗菌力の高いラウリン酸という成分が含まれています。
歯磨きを始める前のお口ケア、歯の生え始めの歯肉の痛みをココナッツオイルによるマッサージで和らげる効果があります。
歯が生えてないうちは、水で湿らせたガーゼにココナッツオイルを染み込ませマッサージ。歯が生え始めたら歯ブラシにココナッツオイルを含ませて使用します。
おしゃぶりや、歯固めにココナッオイルを薄く塗れば、一番手間がかからない方法だとおもいます。痛みや痒みを和らげ、体によい成分が同時に摂取できるので歯が痒く、機嫌が悪くなる赤ちゃんに試してみてくださいね。
夜泣きにも効果的?
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、肝臓でケトン体に交換さえ、神経を落ち着かせる効果あり、夜泣きの症状が改善されることが期待できます。
さきほどお伝えした、マッサージで肌からの吸収することで効果が得られますし、私は授乳後のおっぱいのケアにココナッツオイルを塗っていました。
夜泣きをする赤ちゃんは、他の方面からもアプローチが必要ですが、一つの方法として試してみてくださいね。
直接が一番効果的、ミルクや離乳食にも加えてみて!
何度もお伝えしていますが、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)には、母乳にも含まれている抗菌力の高いウラリン酸という成分が含まれています。
毎日、赤ちゃんが少量のココナッツオイルを直接、摂取することが、先程あげた「夜泣き」「歯の痒み」などに効く一番の効果的方法です。
粉ミルク・離乳食にココナッツオイルを混ぜる場合は、赤ちゃんの体重1kgあたり、1.2ccが目安。
母乳育児の場合は、お母さんの1日の食事に、大さじ3〜5杯を加えるのが目安です。
私はデカフェコーヒーに加えたり、ヨーグルトに加え摂取し、母乳から栄養がいくように心がけていました。
また、離乳食をはじめた生後5・6カ月ごろから、息子に食後にデザート感覚で子ども用スプーン一杯のココナッツオイルを与えていました。この時期は、なんでも口に入れたがる時期なので、スプーンを与えれば自然と口に入れなめてくれました。
わが家の場合ですが、ココナッツオイルオイルを摂取していたから効果があったのかな?と思うことは、夜泣きは一切なく、お通じも順調で便秘の心配はあまりした事はありませんでした。
*参考文章 : お悩み・不調・症状から引ける「ココナッツオイル健康辞典」監修白澤卓二
さいごに
よいこと尽くしの「ココナッツオイル」、育児の必須アイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
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