【寝かしつけが10分に!ジーナ式 】生後6カ月からのネントレ「準備編」

はじめて『ジーナ式』やねんねトレーニング (以下 : ネントレ)を知ったのは、妊娠後期の産休に入る前のことでした。同僚から『ジーナ式』というネントレの本があるという事を教えてもらいすぐに購入しました。

『ジーナ式』を頭で理解したつもりで、産後の入院中、本を片手に頭の中でシミュレーションしつつも入院中は病院のやり方に従いました。退院してからはネントレをスケジュール通りに熟してみる ! と意気込んでいました。

ジーナ式カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

▲こらが実際に私が読んだ本です

がっ・・・しかし初めての育児、産後ボロボロの身体に加え、寝不足でスケジュール通りに「ネントレ」をこなす体力はなく「スケジュール通りなんていかない」と投げやりになっていました。笑

でも息子が生後6ケ月になり、育児に少しだけ慣れてきた頃「ネントレ」をスタートさせる覚悟を決めました。「ジーナ式」のスケジュールをベースに海外のネントレの書籍をいくつか読み、私が試したネントレをご紹介します。

 

泣かせておくのは本当に大丈夫?

まずはじめに、泣かせておく赤ちゃんの脳の影響について心配されている方がいたら、BuzzFeedのこちらの記事もご参照ください。(あくまでもご家庭方針で実行するかは判断してくださいね。)ねんねトレーニングは子どもの脳に悪影響?効果安全性が科学的に証明されている方法です。

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ペンシルベニア小児病院のミンデル博士らは、2006年に、ねんねトレーニングについての医学論文をまとめて解析しました。52の研究を調べたところ、49の研究で、ねんねトレーニングは夜泣きや寝つきの悪さの改善に効果があったという結論が出ていました。効果があった割合は、平均で82%です。残り3つの研究では、効果も無かったが、悪影響も無かったという結果になっていました(3)。短期的・中期的には、ねんねトレーニングの効果はかなり強い科学的根拠があると考えて良さそうです。

さらに、2012年には、オーストラリアの研究者たちが、ねんねトレーニングの長期的な影響についての研究を発表しました(4)。7か月の時点で睡眠に問題を抱えていた326人の子どもたちを、ねんねトレーニングを行うグループとそうでないグループにわけ、5年間追跡しました。すると、どちらのグループも問題行動やストレスレベルに差がなかったという結果になりました。長期的にも悪影響はなかったということです。

このように、ねんねトレーニングは科学的に効果が証明された方法であり、医学的にも乳幼児の睡眠問題に対する標準的な治療法とされています(5)

▲BuzzFeedの記事より引用

ねんねトレーニングは子どもの脳に悪影響?効果安全性が科学的に証明されている方法です。

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 はじめたきっかけ 

1番の理由は、当然かもしれませんが寝不足生活の限界です。また生後6ケ月になり離乳食が始まった事で、夜中に空腹でない事が分かるようになった事も理由の一つです。

 

寝かしつけの頻度(ネントレ前)

最終入眠が授乳だったことにより、入眠 = 授乳と習慣がついてしまい、起きてしまったら授乳なしでは一人で寝入りつけない癖が付いていました。

ひどい時で、30分〜1時間置きに起きては、寝かしつけを求められました。授乳を求めて泣けば、母親が来て、授乳で寝かしつけてもらえる事を理解していたと思います。実際、母乳を飲んでいたかは定かではなく、夜中の授乳は「おしゃぶり」の要素が高かったと思います。

 

ネントレ前の寝かしつけ

18:00  入浴 & 歯磨き

19:30  授乳 (母乳のみ) ← 新生児〜8ケ月くらいまではおくるみにぐるぐる巻き

うちの息子の入眠は二通りありました。

1、授乳 or 授乳後おしゃぶりに変えて寝る

2、授乳だけでは寝ず、抱っこユラユラ & トントン → 寝る

 

はじめる前のチェックリスト

ネントレをはじめる前に下記のチェックをおすすめします。

赤ちゃんのチェック

✔︎ 体調良い

✔︎ 食欲がある

✔︎ 成長曲線で成長している(体重が増えている) 

ママのチェック 

✔︎ 体調良い

✔︎ 周りのサポート・協力を得られる。

*サポートはご主人・ご両親・ファミサポさんなどでも構いません。はじめて赤ちゃんを泣きっぱなしにする事は、ママの精神的なダメージが大きいからです。ご主人が週末お休みなら、土曜日の夜からはじめる事をおすすめします。どうしてもサポートが得られない場合は、子どもが泣いている間、モニターで安全を確認しながら、泣き声を聞かないようにします。別の部屋でイヤフォンを付けて好きなラジオを聞いたりTVを見たり、なにか好きな事で気を紛らす事がコツです。

✔︎ やるからには、中途半端にやらない

これが一番重要なポイントかもしれません。中途半端にネントレを始めてしまうと、お互いもっと辛く、赤ちゃんも混乱して可哀想なだけです。実践するなら覚悟を決めて、心を鬼にして本気で「ネントレ」に挑みましょう。

 

はじめる時期

冒頭でも明記したとおり、わが家の息子は生後6ケ月からはじめました。本の中でも的年齢は特に設けられていませんが、私が感じるのは早ければ早い方がいいです。

特にお喋りができるようになる1歳〜2歳頃になると、かなり厳しいかもしれません。個人的に感じる的年齢は「生後4ケ月〜1歳半」くらいだと感じます。

準備するもの

  1. ベビーベッド
  2. タイマー
  3. ベビーモニター 
  4. スピーカー
  5. おくるみ

 

1.ベビーベッド

ネントレをするなら、必ず必要になってきます安全に見守れ、安心して泣いている時間を過ごせる為にも、安全マークの認証受けたベビーベッドをご用意ください。また、つかまり立ちや歩行が可能な時期は、ネントレをする場合はその年齢に合った設置をお願いします。日本は「ベビーベッドは使わない」という言葉を本当に多く耳にします。それは日本人の、添い寝と布団文化がある為だと思います。添い寝は赤ちゃんにとって、良い面もたくさんあると思いますが、夜別々に寝るメリットとして下記があげられます。

    • 赤ちゃんの精神的自立に繋がる
    • 自分で機嫌を取る事を覚える
    • ママがよく寝れる
    • 夫婦の時間が持てる
    • 2才のイヤイヤ期の感情コントロールができやすくなる

2. ストップウォッチ

100均などで売っているストップウォッチを使用しても良いですし、基本的にはスマートフォンのタイマーでokです。

3.ベビーモニター

ベビーモニターは泣かせている時の見守り、そして入眠できた際の確認に加え、日中の1人遊び時間の見守りなど、育児のさまざまな場面で欠かせないアイテムです。できれば購入される事をおすすめします。ただWI-FIを使用するモニターは映像が第三者にインターネットを介して盗撮されてしまう危険があるので、WI-FIを使用しないモニターをおすすめします。

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4. スピーカー

スピーカーは意外かもしれませんが、はじめてのネントレする際「胎児音」聞かせるために使用しました。

胎内音」とはお腹の中で赤ちゃんが聞いていた音です。ザーザー = 血液音、ドクドク = 心臓音など、お腹の中を思い出させ赤ちゃんを安心させる効果があります。

YouTubeで「お腹の中にいる時に赤ちゃんが、聞いていた音」と検索すると3時間〜5時間バージョンなどかなり長い時間の音があります。

ベッドの近くにスピーカーを置き、かなり大きな音で流します。私は、Bluetooth対応のスピーカーを使いスマートフォンと繋ぎ「胎児音」を流していました。個人的に、「胎児音」はとても効果がありました。また、スピーカーを選ぶ際光るボタンがないものをおすすめします。(光が入眠の妨げになるため)

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5.おくるみ

モーロー反応など防ぐには、おくるみが最適です。巻き方がゆるいと、すぐ崩れてしまいますが海外では、凄くしっかり巻いていて、私達夫婦も動画を見てやり方練習しました。思っている以上に、強くしっかり巻いても赤ちゃんは大丈夫です。また、汗かきの赤ちゃんの為に出来るだけ、通気性のよいものを選ぶことをおすすめします。

YouTubeで「How to swaddle a baby」で検索するとやり方でてきます。こちらの動画がすごく分かりやすく、いろんな巻き方を紹介してくれています。英語ですが動画通りに巻けば大体できると思います。

 

 

全て準備が整ったら実践編へ【ネントレ】生後6ヶ月からスタート 実践編

 

 

 

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運営者のMariです。内閣府認可 一般財団法人 職業技能振興会認定 オーガニックアドバイザーが、妊娠中から子育てに役立つオーガニックの情報を発信。

幼少期の食物アレルギーと、アトピー性皮膚炎を18歳のとき体質改善し、10年以上オーガニックを取り入れオーガニックアドバイザーの資格を取得。
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