子どもが生まれてからも「夫婦仲良くいる6つの秘訣!」

子どもが産まれてから、それ以前の生活のことは昔のことのように感じ、新生児育児は、睡眠不足、無限のおむつ交換、2時間置きの授乳、そしていろんな理由で泣く赤ちゃんと24時間いる生活は本当に疲れます。

もし、あなたが子どもを家に迎えてから、パートナーとの関係がうまくいっていないと感じているのなら、それは決してあなただけではありません。どんなに仲の良い夫婦であろうと、育児が始まれば、いわゆる「産後クライシス」と呼ばれる状況や、同じ苦労があります。

私たち夫婦も子どもが産まれてから、子どもの事だけに意識を取られ、相手の事を気に掛けられなっかた経験があります。

そんな夫婦生活は二人とも望んでいませんでした。二人で原因を話し合い一つ一つ解決し、たどりついた、私たち夫婦の「子どもが産まれてからも夫婦仲良く過ごせる6つの秘訣をご紹介します。

産後クライシスの原因は?

まずはじめに「産後クライシス」の原因である夫婦の言い争いで、一番多くあげられるポイントは4つです。

  1. どちらがより多く睡眠をとるか
  2. 片方または両方のパートナーが感謝されていないと感じる
  3. 「スコアキーピング」(育児・家事の仕事量に対し誰が何をしたかを集計すること)
  4. 赤ちゃんの世話をするための「正しい」方法の意見の違い

そしてこの全てに共通する、根本的な原因は、コミュニケーションが不足していることです。私たち夫婦も、疲労がたまり、コミュニケーションが以前のように、うまくいかなくなっていました。

もし、ここにあげた4つの原因に心あたりがあるのなら、今から紹介する解決方法が役に立つかもしれません。

 

1,相手に細かく全て伝える

「今、子どもを抱っこしてほしいな」「洗濯してくれないかな?」「なんで気づかないのかな?」など心の中で、相手に対していろんな「察して」を心の中にためていませんか?

そして察してくれないと感じ「伝えるよりも自分がやった方が早い」と無理をして家事・育児をこなしストレスをためてませんか?」

その態度は相手へと伝わり「なぜあなたがイライラしているか分からない」パートナーと「今イライラしている事を理解してほしいのに、気づいてくれない」というあなたはとの間に、相違が生まれ、最終的に感情が爆発し言い争いに発展します。

 

長年一緒に居るカップルでも、育児は初めての連続です。その状況で相手に「言わないと何も伝わらない」という事です。

私がこの状況に気づけた時「伝えない私にも非がある」と思えるようになりました。

育児・家事の仕事分担は、夫婦でプロジェクトチームを組んだと思い、細部まで「伝え・報告し、相談すること」をこころがけましょう。

ミルクの準備をしてほしい」「おむつを変えてほしい」「疲れたから眠りたい。その間赤ちゃんのケアをお願いしたい」「洗濯が終わったばかりだが、授乳中なので干してほしい」など。今なにが必要で、どういう段取りで動きたいかを相手に細かく伝える事が重要です。

 

 

2, 一日のスケジュールをお互い書き出す

大切なのは「名もなき育児・家事」を全て「見える化する」ことです。この方法で 「スコアキーピング」育児・家事の仕事量に対し誰が何をしたかを集計することをなくすのです。

男性が仕事をしている事が多いと思いますが、仕事をしている男性の場合、妻が家でどのような育児・家事をしているか分からないため、相手を理解できないのです。

 

お互いの一日のスケジュールを紙やエクセルなどに書き出してみましょう。

ご主人仕事をしている以外の時間、出勤前の家庭での仕事分担、通勤時間、休憩時間、帰宅後の仕事分担など細かくリストアップしましょう。

その中で、通勤前にできる事が更に見つかったり、育児に必要な消耗品は、ご主人が把握する役割とし、通勤中や休憩中に「おむつ」や「おしりふき」を注文するなど、家に居なくても、空いた時間でできる事はいろいろあるはずです。

ちなみに、新生児育児のママの「名もなき育児の仕事」の無限ループを表にまとめてみました。この表にない「名もなき育児の仕事」は、他にも数えきれないほどあります。

お母さんは24時間という概念がなくなり、赤ちゃんが生まれてからしばらくの間この無限ループの繰り返しです。

一人で育児をしいていると、寝不足と疲労で思考回路が鈍くなり、大人と話す時間が減ることで孤独を感じます。

料理を作っても、食べようとしたタイミングで赤ちゃんが泣くこと、熱々のご飯が食べられないことや、トイレも自分のタイミングでいけない、家事は毎回中断するなど、全てにおいて「達成感」が得られないことにより、強いストレスを感じます。
仕事同様、夫婦はプロジェクトチームを組んだつもりで、日々の育児・家事のタスクを効率よくこなせるよう、協力してみてくださいね。

 

3, 毎日10分は会話をする

夜の落ち着いた時間や、タイミングのよい時間に、二人で話せる時間を10でも取るようにしてみてください。お互いを気に掛ける「コミュニケーション」のきっかけになるはずです。

 

赤ちゃんが小さい時はどうしても、お互いの「コミュニケーション」が後回しになってしまいがちですが、少しでも、お互いの話しをしてみてくださいね。

「今日はどんな日だったか?」「大変だったこと」など、なんでもよいので、夫婦の会話の時間を作ってみてくださいね。

 

 

4,デートをする

日本でママ友と話していると、子どもが産まれてからデートする夫婦が少ないように感じます。

ニューヨークに留学中や、国際結婚している友人を見て感じるのは、子どもが幼いうちから週に1回、夫婦でデートへ出かけるカップルが多いことです。

私たち夫婦も有給を取って、最低でも3ヶ月に1回はデートしています。

またデート中は、できるだけ「子どもの話しをしない」とルールを決め、お互いのことだけ話すようにしています。

この時間があると改めて夫を「大切な人」だなと認識でき、その後の育児にも心にゆとりが持てます。

私たち夫婦が産後はじめてデートしたのは、息子が生後4カ月の頃でした。区が運営する児童館の「一時預かり」を利用し、2時間だけランチデートへ行きました。

数ヶ月ぶりに、夫と二人だけで歩き、育児を忘れてリフレッシュできた瞬間を今も鮮明に覚えています。

最初は1〜2時間でもよいので、ぜひ二人でデートをしてみてくださいね。

「預けるときのポイントは2つ」

  1. 「プロ」に頼むこと
  2. 子どもが慣れている場所にする

私たちは、生後4ヶ月まで私の両親に息子を預けていました。しかし家族だと、預かってもらっている時間、両親と子どもの様子がそれぞれ気になり、デートに集中できませんでした。

デート中「お昼寝できたかな?」「泣いてないかな?」など気になってしまうのと、私の親はよかれと思い、子どもの写真をたくさん送ってきました。

このような状況では、100%リフレッシュできないため、プロに預けることを選びました。

わが子の心配はあっても保育士さんへの心配はなく、毎回どのように息子が過ごしていたか記録を記載してくれたので安心でした。

次に預ける場所です。子どもが毎日のように通っていた児童館の「一時預かり」を利用しました。預かり場所は児童館と別の部屋でしたが、慣れた環境だったため、場所見知りなく、スムーズに預けることができました。

お住まいの自治体が運営する預かりサービスなどチェックしてみてくださいね。

東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)対象エリアはこちら

 

5,休日は夫婦がメインで過ごす

私たちは、息子の誕生日や特別な日を除き、休日は子どものためだけに過ごさないようにしています。

夫婦が主体で休日のプランを立て、息子を一緒に連れていくスタンスです。

子ども中心に計画を立てると、せっかくの休日が全て子どもの時間にとられてしまい、自分の休日がなくなり、夫婦の時間も自分の時間なくなってしまいます。

私たちが好きな休日の過ごし方は、都内を散歩したり、自然の多い公園へ行ったりと、あまり目的地を決めずに散歩することが多いです。

 

私たちにとってベビーカーを押して歩く時間は、夫婦の会話が弾み、リフレッシュできる大切な時間です。

日どちらかだけ、もしくは半日だけでもよいので、夫婦が主体で休日の計画を立てるよう意識してみてくださいね。

 

6,感謝を忘れない

これは当たり前のことですが私たちはどんな、ささいな事でも日々「ありがとう」を伝えています。

家事や育児はやって当然だから、感謝はしないというのは、あってはならない行為だと思います。

「ありがとう」と言葉にし、相手に感謝しているからこそ「今は寝ていいよ、子どもは任せて」「今日は料理を作るの大変だから、何か頼む?」など自然と感謝が行動に現れます。

「ありがとう」というポジティブな言葉をたくさん発すると、本当にその場の雰囲気を変えてくれますので、今日から今まで以上に相手に伝えてみてくださいね。

 

さいごに

育児は、本当に壮絶です。でも夫婦二人で乗りこえれば、絆が深まりますし、育児は永遠には続きません。

ある日、授乳を終える日を迎え、おむつを変える必要が無くなり、離乳食作りが終了し夜通し寝てくれます。そして、子どもはいつか巣立っていきます。

ふたたび訪れた夫婦二人の時間を、仲良く過ごすためにも今日、実践出来ることからはじめてみてくださいね。

あなたとパートナーがより良い関係を築けることを願っています。

 

参考書籍

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運営者のMariです。内閣府認可 一般財団法人 職業技能振興会認定 オーガニックアドバイザーが、妊娠中から子育てに役立つオーガニックの情報を発信。

幼少期の食物アレルギーと、アトピー性皮膚炎を18歳のとき体質改善し、10年以上オーガニックを取り入れオーガニックアドバイザーの資格を取得。
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