3歳児検診 視力検査でひっかかる

息子は7月に3歳を迎え、3歳と1ヶ月で検診を受けました。

そのとき、視力検査にひっかかり、病院を紹介されましたが、病院には行きませんでした。その理由と、3歳児検診の様子などをお伝えします。

子どもの視力が悪いかもしれないと分かり、不安で検索しても「医師」の専門的なこととは別に、子どもの弱視に関するブログはあまり見当たらなかったので、今回は息子と私たち家族の記録を綴っています。

3歳児健診の検診前

 

▲実際の視力検査キッド

3歳児健診の案内が届き、自宅で練習する視力検査キッドが同封されていました。

片目を隠すおめんをつけ「飛行機」「傘」など4種類の絵を見せて行う視力検査でした。

まず、絵を目の前で見せ、絵の認識確認を行いからスタート。全て描かれている絵を1つづつ見せ、息子はしっかりと答えられました。

次に、2.5メートル離れ、子どもの目の高さに合わせ絵を見せました。

が、、しかしこちらに近寄ってきたり、別の方向をみたりと、スムーズに行えず、ルールを理解しているのか分からず、集中力も続かなさそうだったので、この日は断念しました。

検診の案内にも、一度検査しうまくできなくても、何回か繰り返すとだんだん慣れて上手にできるようになります。と記載がありました。

翌日同じように、絵を目の前で見せ、絵の認識確認を行い、2.5メートル離れて絵を見せました。今回はルールを理解したのか、絵を見て答えることができたので、問題ないと思い当日の検診へ向かいました。

 

3歳児健診当日

当日の受付時間は13:30、 この時間はだいたいお昼寝の時間のため、なんてタイミングの悪い時間なんだ。午前中にしてほしかったと思いながら、少し眠そうな息子を連れて保健所へ到着。

いよいよ、視力検査の時間になり個室に案内されました。眼科医一名と、看護師の女性それぞれ一名ずついて、看護師が記録をとり、眼科医が絵を見せる検査を行いました。

個室に、白衣をきた女性が立っている雰囲気を察したのと、お昼寝ができてないので、若干機嫌が悪くなる息子でしたが、最初の近くで絵を見て答えることは、問題なくクリアしました。

次に2.5メートル離れての検査です。私のひざの上に座り、絵を答えましたが、機嫌が悪くほぼ全て適当に答えました。

しかも検査は、1回でおしまい。結果答えられたのは、 4つの絵の中で「傘」の1つだけでした。

その結果をもとに、内科の先生(実際の現場は見てない先生) に「眼科を紹介しますので、大きな病院でみてもらってください。視力が悪い場合は早い方がいいので」と唐突に言われました。

ショックだったことと、その場にいなかった医者になにが分かるの?という気持ちでモヤモヤし検診を終えました。

視力検査以外は問題なく、帰宅し夫に詳細を伝えると「ほんとに?もう一度家で視力検査してみない?その場の雰囲気が怖くて機嫌悪かっただけじゃない?」と言われ自宅で再度検査しました。

2.5メートルの距離から、絵を見せ、絵の順番を何度も変えチェックしました。が自宅で行った結果は問題なく答えられました。

視力検査の結果がかなりショックだったため、翌日もその次の日も、自宅で視力検査しました。しかし全て正しく答えられたので、うちの子は視力に問題ない、きっと検診でうまくできなかっただけ。と思い、紹介された病院へは受診しませんでした。

 

 

病院を受診しなかった理由まとめ

  1.  自宅の検査は何度やっても問題なかった。
  2.  検査当日機嫌が悪く、検診の雰囲気も怖がっていた。
  3. 眼科医は1回しか検査しなかった。
  4. 診断結果を説明した医者はその場にいなかった。
  5. 視力が悪い子どものサインが見られなかった。(下記一覧)

子どもの視力チェック

下記の症状があれば、目に関係がある場合があります。

  • 目を細める
  • 視線がズレることがある
  • テレビを近くで見たがる
  • 目が白く光る
  • 片目をつぶって物を見る
  • 明るい所でまぶしがる
  • 片目を隠すと嫌がる
  • 集中力がない
  • 横目で見る
  • あきっぽく、落ち着きがない
  • 顔を回し、頭を傾けて見る
  • よく転ぶ
  • 顎を上げたり、下げたりして見る
  • 頭痛を訴える
    *引用 http://munakata-ganka.com/sight-of-children

 

 

いま振り返って思うこと

自宅で検査をして大丈夫だとしても、念の為、眼科へ行くべきだったと今は思います。眼科では、専門の機械で、目の形が正常か、気球を見るだけの乱視の検査など、精密な検査が受けられます。

3歳児の「絵」を答える検査だけでは分からない、さまざまな方面から目を検査してもらえるので、親の感情とエゴで、検査をしないのは子どもに申し訳なかったと反省しました。

そしてその後、5歳児検診でも視力検査にひっかかり、すぐに眼科を受診した結果「弱視(乱視性・遠視)」と診断されました。

 

 

まとめ

3歳児検診で、視力検査にひっかかったのであれば、念の為眼科を受診することをおすすめします。

眼科を受診し、正常な視力と分かれば心の「安心」になりますし、視力に問題があったとしても、早いうちに分かれば早めに治療できるので、将来、視力が回復する可能性もあります。

ひとつだけ、5歳児でメガネをかけるようになり思うこと。それは果たして3歳でメガネをちゃんとかけれたのか?ということです。

男の子は激しく動くし、5歳より言葉や物事を理解していないため、メガネをかけることを理解してもらうために、親の私たちも大変だったのでは?と3歳の息子を思い出して、思うことがあります。

5歳でも、まだ治療ができる年齢なので今は前向きに治療を頑張っています。