はじめに、子どもにオーガニック野菜を食べさせたほうがいいの?
オーガニック食品とは?
子どもに農薬は、どう影響する?
オーガニックベビーフードは良く考えてからに!
加工食品の場合「オーガニック」と記載されているから「安全」という訳でもありません。商品の裏側に記載されている成分ラベルを確認し、よく考えた上でお子さまへ与えることをおすすめします。わが家も海外製の「オーガニック ブルーベリーピュレ」など数種類のフルーツピュレを購入した事があります。
でも、家庭で作った「ブルーベリーピュレ」を長期保蔵するためには冷凍保存しか方法がないのに『常温』で保存でき、さらに海外から航空輸送されてくる製品がなぜ腐らず、変色しないのでしょうか?
オーガニックのフルーツを使用していても「本当に安全なのか?」と疑問が生まれました。
そこで情報を調べていくうちに、加工食品の場合はオーガニックだから100%安全の商品ばかりではない事が分かりました。
食品医薬品局や世界保健機関は世界保健機関(WHO)は、これらの物質が人体に有害であると発表している成分です。
私は、Gerberのベビーパフピーチ味を購入したことがあります。開けた瞬間、強い香料のような香りがし「これ本当に大丈夫?」と思い自分で試食した結果、人工的な甘味料の味がしました。息子の鼻にも近づけ食べるか反応を見ましたが、拒否し食べようとはしませんでした。
ホームメイド離乳食がやっぱり安全!
こころを込めて作る家庭の食事は、世界で最高の子どもへの贈り物なのです。
手間をかけて作った離乳食をわが子が食べないという経験を持つ親御さんは多いと思います。本当に切ないですよね。でも、この世に産まれてまだ6ケ月足らず、未知の食べ物をすんなり受け入れる子の方が少ないと思います。
今まで母乳・ミルクで育ったお子さんは生後6ケ月以降、少しずつ食事から栄養を取り、その食事から「脳」「骨」「筋肉」の体の全てを形成します。残留化学物質が体の成長を妨げないよう、できるだけオーガニックのお米、お野菜を選択してみてくださいね。
オーガニック野菜はどこで購入できる?
オーガニック 食品が購入できる実店舗一覧です。
1,ビオセボン
一番のおすすめはビオセボンです。フランス発祥のオーガニック スーパーマーケット、取り扱う野菜・くだものは100%オーガニック。減農・特別栽培の野菜を置いているのは見た事がありません。また朝の時間帯でも、フードロスをなくす取り組みから、常にセール品のお野菜があり、個人的にはどこよりもオーガニック野菜の種類が多いと思います。
またベビー用のスキンケア、オーガニック 洗剤など日用品も販売しています。たくさん、めずらしいオーガニック輸入食品が並ぶビオセボンは行くだけで、とても楽しい場所です。
2,ナチュラルハウス
都心を中心に店舗を展開する、100%オーガニックの野菜・くだものを販売しているスーパーマーケットです。店内には丁寧に生産者が紹介され、こぢんまりした雰囲気です。有機農産物を中心に、市場で規格品外とされるB級品も含めた収穫物の「すべてを取り扱う」ことを実現できるよう努力しているお店です。オンラインストアもあるのでお近くに店舗がない方も、気になった方はチェックしてみてくださいね。
3,FUKUSHIMAYA
福島徹さんという方が設立したお店なので「FUKUSHIMAYA」という店名で、本店は東京都羽村市にあります。オーガニック食品が多く並んでいますが、野菜とお米の一部に減農・特別栽培の食品も取り扱っています。
注目は、自社店舗で作るおいしいオーガニックのお弁当や、こだわりのパン、焼きドーナッツです。ショートニング不使用、砂糖不使用の全粒粉パンなど、種類が豊富で、わが家も頻繁に利用しているお店の一つです。残念ながらオンラインストアはありませんが、お近くの方は一度足を運んでみてはいかがでしょう?
3,GAIYA
GAIYA(ガイア)は、どの店舗も小規模のオーガニックスーパーマーケットです。お店は一軒家のような作りの店舗が多く、店員さんがフレンドリーで、お客さんとの距離が近い印象です。ただ店内が狭く、ベビーカーでの買い物が難しい店舗が多いです。オンライン販売が充実しているので、私はオンラインを利用して購入することの方が多いです。
4,BIO-RAL (ライフ )
日本の大手スーパーマーケット、ライフがオーガニックや自然食品のために作ったオリジナルブランド「BIO-RAL」は大阪・東京を中心に店舗数を拡大しています。また、往来のライフ スーパーマーケットの中にも「BIO-RAL」ブランドの取り扱う店舗もあり、オーガニック野菜コーナーもあります。「BIO-RAL」ついては別の記事にまとめています。
さいごに
私たち人間は、この世に微生物や植物がいなくては生きていけません。
人間が生きていくための食物だけを考え農薬や化学肥料、遺伝子組み換え、環境ホルモンなど畑で使い続けるとそれは、野生の生物を殺してしまうことにつながってしまいます。
オーガニック食品は一般的に値段が高いと思う方が多いと思います。
しかし、一方で農薬を使い作物を栽培することにより、汚染の浄化や、有害な廃棄物処理、農薬に対するテストなどに、毎年多額のお金が使われています。
つまり、環境を壊しながら作られた作物には隠れた環境コストがかかっています。
オーガニック栽培が増えることで、農家の方々の健康も守ることができ、なにより今オーガニックを選択することで、将来にかかる医療費が抑えられる可能性は大いにあります。
お子さんとご家族が、末長く健康でいるために、できる範囲でオーガニックを選択してみてくださいね。